うめ蜜
「おだし香紡」のお客さまで、タパさんのお友だちでもあるマリさんに
昨日、梅をいただきました。
携わっている活動で収穫した、採りたての無農薬の梅。
梅干に ・・ とも思ったのですが、簡単にできる うめ蜜 を作ることにしました。
うめ蜜を作り置いておけば、
夏場には さっぱり 梅ジュースになりますし、
冬には お湯で割れば 咽喉に優しいお薬になります。
作り方は とっても簡単!
梅に ハチミツを注ぐだけなのです。
梅は洗って、半日水にさらしてアクを抜きます。
キッチンペーパーやふきんで水気をふき取ったら
つまようじや竹串で、ヘタを取ります。
洗った梅をザルに入れて半日くらい置いておけば、水気が落ちてしまいます。
蓋付きの、保存容器に入れます。
ハチミツを注ぎます。
梅が浸るくらいのハチミツを注いでもいいのですが、
少な目のハチミツでも、
容器を上下左右に振って 梅の表面全体にハチミツを絡ませれば
じゅうぶんです。
梅をハチミツなどにつける時には、
梅の表面に竹串などで穴を開ければ、梅のエキスが出やすいのですが
梅の果肉が出てきてしまうこともありますし、梅の仕上がりが綺麗ではありません。
この うめ蜜 を作るのは、
梅のエキスがしみこんだハチミツを飲むことが一番の目的ですが、
ハチミツを吸い込んだ梅を食べたり、お菓子にも利用できるので
梅の仕上がりが綺麗なほうが いいですよね。
昨夜、漬け込んだ うめ蜜。
今朝になったら、
もう、少しだけサラッとしてきました。
梅のエキスが出始めているのですね。
ここで、もう一度上下左右に振って 梅にハチミツを絡ませておきます。
この うめ蜜 には、もうひとつ いいところがあります。
たとえば、
庭の梅の木に 梅が5~6個ある、 とか
梅干に漬け忘れた梅が 2~3個ある、 とかいう時に
小さなビンに 梅を入れて
梅の表面にからまるくらいのハチミツを注いでおけば
少量でも、立派な梅ジュースになるのです。
たった3個の梅に、からまる程度のハチミツをたらしておきましたが
1日経ったら、
梅からのエキスが ずいぶん出てきました。
こちらも、
梅が浮かんできています。
ここで また 容器を よく振って、梅にハチミツをからませておきます。
2日経ちました。
3個の梅は、梅がかぶるくらいのエキスが出てきています。
大ビンの梅の底のほうには、まだハチミツのねばりのようなものが残っているので
また、上下左右に振っておきます。
3日目の朝です。
ずいぶん梅ジュースらしくなってきました。
あと一週間もすれば、飲めそうですね。
また、上下左右にふっておきます。
一週間経ちました。
梅が発酵しているので、一度蓋を開けてかき混ぜてください。
そろそろ 飲めますね。
カップに、うめ蜜と梅を1個 入れて
お湯で割れば、
咽喉にも優しいホットドリンクです。
お水で割れば、
お風呂上りに、さっぱりの一杯です。
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