枯本節厚削り の おだしの取り方

みちよ

2008年06月09日 10:12

枯本節 (かれほんぶし) の厚削りで おだしを取ります。





丁寧にかび付けされた本枯れ節原料は、

余分な水分を取り除き脂分が分解されていますので、

旨みが凝縮された鰹節の最高級品です。

煮込んでも香りが残り、臭みや濁りの出にくい本枯れ節は

風味もコクも深いので、濃い味付けのお料理や蕎麦つゆ等に最適です。


水   2リットル
枯本節厚削り  100g


2リットルの水が 沸騰したら





枯本節厚削りを100g 入れます。






白い泡のようなものが アク なので すくい取りますが

他の削り節に比べると アク はほとんど出ません。







コトコト弱火で 30~40分煮出したら こします。

厚削りは、他の削りや煮干類のように あまり細かな粉がないので

ザルでこします。





とっても きれいな おだしの完成です。


枯れ切った削り節が水分を吸うので、 

出来上がりは 1リットルくらいになってしまいます。



おだしを取った後の 枯本節厚削りですが、

冒頭でも書きましたように、時間をかけて枯らしてあるので

水分が少なくて ポソポソしていてます。


歯ごたえもあって食べにくいので、決して 「おいしいですよ」 とは言えませんが

フライパンで パリパリに乾煎りして






おつまみにしてみたり、





乾煎りしたものを、粉にして ふりかけにしたり、


ペットちゃんのおやつや家庭菜園の肥料にしてみてください。





この おだし、

煮物でも麺つゆでも お好みでお使いいただければいいのですが、


あまりにも 美しいおだし なので


友だちが送ってくれた、「京都・緑寿庵清水」の金平糖をお茶うけに





おだし茶 ? で いただきます^^







とっても贅沢な おだし です。



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